キャラメリゼ2巻、意外と話の展開は早いと感じました。
月刊誌ですし、あまりもたつくのも良くありませんからね。
新たな登場人物もやってきて、クロエの運命はどうなってしまうのでしょうか。
今のところ敵になるような悪い人はいないようですが…?
5話6話7話のネタバレ!遊園地編!
2巻では、新汰に誘われて2人で遊園地にデートに行くことになります。
しかし、二人きりでの初デート、クロエは怪獣化を懸念し、逃げ場所など綿密な計画を練って当日を迎えます。
遊園地にやってきた新汰は周囲の人から芸能人と間違われるくらいのかっこよさ。
そのしぐさを見ただけで怪獣化しそうになるクロエ。
気分が悪いのでは?と新汰に心配されるも、ここで降りるわけにはいきません。
頑張ってデートに挑むクロエ。
そんなクロエを心配して、遊園地のマスコットに変装した母・凛子が監視します。
半端な気持ちでのお付き合いなら、二人とも後悔してしまうから…。
体が触れるようなアトラクションは当然NG。
新汰が提案したアトラクションはことごとく却下され、クロエは新汰と離れ離れになるようなものばかり選びます。
普段とは違うクロエの一面を見て喜ぶ新汰。
しかし、新汰は自分と体が近づくアトラクションを嫌がっていると察し、気を使い始めます。
なんとなく避けられているのにクロエはやさしいから無理して突き合わせてしまったと、そのことを謝る新汰。
本当はそうではなくて怪獣化を恐れているクロエ。
新汰を避けているのではないと否定したとき、クロエは新汰の目の前で怪獣化してしまいます。
「それ…大丈夫なの?」
驚く新汰。
とうとう怪獣化を新汰に見られてしまったクロエ。
トイレに逃げ込んだクロエですが、絶望感はMAX。
普通に生きられないなら怪獣らしく生きてやる!と自ら遊園地を破壊しようと徘徊をはじめます。
マスコットに変装した母親にもクロエは止められません。
しかしそこに新汰がやってきます。
なんと新汰は怪獣化したクロエをガチの仮装だと信じていたのです。
ここは遊園地、夢の国デスティニーランド。
怪獣化したクロエがマスコットの一体と似ていたから勘違いしたのでしょうか。
余りに派手な仮装(だと思った)からNGじゃないかなと新汰は心配した模様。
その反応に便乗し、コスプレとしてごまかしたクロエ。
波乱万丈だったものの、デートは二人にとって楽しいものとなったのでした。
8話9話10話のネタバレ!ウルトラ爆音フェス編!
東アフリカからクロエの母・凛子の生物学者仲間、響野が日本に帰ってきます。
クロエは小さい頃から世話になっている響野にとてもなついています。
響野はクロエをメタル好きにした人物。
クロエの症状を理解しています。
響野は怪獣ハルゴンを追ってきたのです。
ただしクロエが当のハルゴンだということは響野には秘密。
響野はクロエをメタルのイベントに誘います。
その会場では新汰がアルバイトをしていました。
新汰はまたクロエを遊びに誘うためにお金を稼ごうとしていたのです。
新汰ともっと近づきたい、でもこれ以上求めたらもう止められない。
だから友達で十分と考えるクロエ。
響野と一緒だと自然体でいられて気が楽。
新汰ともそうなりたい…。
しかし、響野ととても打ち解けているクロエを見て、新汰は複雑な気持ちになってしまうのでした。
お目当てのバンドの出演直前、クロエはステージの目の前に陣取ります。
バイトを早めに切り上げて、クロエに会いに行く新汰。
人込みに押されて、クロエは新汰と接触。
新汰はクロエを抱きしめます。
しかしそれを拒絶するクロエ。
響野と自分に対する態度の違いを確認して、自分は嫌われていると誤解する新太。
嫌いなのではなく、挙動不審になってしまうのは、新汰が好きだから。
逃げ出したクロエは新汰が好きという気持ちをはっきり認識してしまい、一気にハルゴンになってしまいます。
イベント会場はハルゴンの出現でパニックに…。
いつも自分のそばに現れるハルゴン。
そして自分を見つめた後、逃げ出すハルゴンの行動から、自分になにか伝えたいのでは?と察する新汰。
新汰は自分がおとりになって人々を逃がすと響野に提案します。
響野は止め、逃げるように言いますが、クロエに伝えたいことがあるから逃げないと決心する新汰。
心まで怪獣になっていくクロエ。
意思と関係なく暴れます。
新汰はハルゴンを誘導しますが、ハルゴン化したクロエは新汰を認識しておらず、止まりません。
そこにハルゴンを追って真夏がヘリでやってきます。
真夏のヘリのおかげで、ハルゴンを会場から引き離すことができたものの、新汰はヘリから落下。
しかし無意識にか、ハルゴンは落下する新汰をキャッチ。
助け、正気を取り戻します。
始めて至近距離から見つめあう新汰とハルゴン(クロエ)。
「なんだ…やさしい目してるじゃん」
怪獣の自分と向き合って、恐れずに接してくれた新汰。
この人は他の人とは違う。
相手が怪獣というだけでは逃げない。
クロエは新汰が好きという気持ちを確認。
もう迷わずに、自分の気持ちを伝えようと決心します、
気持ちが落ち着いたからか、一気に元の姿に戻るクロエ。
新汰と向き合って、告白しようとしますが、最後の「好き」という言葉がなかなかでてきません。
そこで新汰は自分に言わせてくれ、とクロエに告白。
付き合ってくださいと言い切ります。
こうして二人の交際が始まったのです…。
しかし、それを響野は見ていました。
これはやばいことになりそうだ、と頭を抱える響野。
それはどういう意味なのでしょうか…。
乙女怪獣キャラメリゼ2巻の感想
ネタバレは実際の内容を文字でわかりやすいように簡略化しています。
文字にしていない部分もあります。
暴れるハルゴンの描写は少女漫画とは思えない迫力で、ごつごつした皮膚の質感の描写はグッジョブといったところ。
やはりちゃんと漫画として見るべきですね。
この記事を見てすこしでも興味を持たれたのならぜひ読みましょう!
あとこの巻では真夏の出番は少ないのですが、1巻以上に真夏がいい人だということ、やさしさ、そしてヤバさが出ていてすごかったです。
明かに危ないお嬢様です。
彼女はハルゴンに踏みつぶされたいと興奮するほどハルゴンを愛してます。
ハルゴンの巫女だと思っている友達クロエがそのハルゴン自身だと知ったらどうなるのでしょうか。
新汰と修羅場るのでしょうか。
百合になるのでしょうか。
見ものですね。