ゲームブランド「KEY」を直営することで有名なビジュアルアーツがスマホゲーをリリースします。
そのタイトルは「偽りのアリス」。
ジャンルは放置ゲーみたいですね。
ビジュアルアーツは過去に「Rewrite」のソシャゲをリリースしていましたが、1年足らずでサービス終了していますね。
本作はビジュアルアーツのスマホゲー2作目ということになりますが、原作がないオリジナルということで期待感があります。
アリス系は飽和しているので、設定やストーリーは差別化という意味で重要です。
そこでストーリーについて考察したいと思います。
※リリース前の記事です。
恥ずかしい妄想がたくさんあります。
偽りのアリスのストーリー
そこは失敗作達の『塵箱』
物語は完成に至るまで、多くの失敗作が生まれる。
紙くずになるものもあれば、霞のように作者の中で消えてしまうものもある。
そんな失敗作たちは一体、どこへいってしまうのか…?ソコは、失敗作が捨てられ閉じ込められる概念世界。
意思を持ったソレは、自分達を『失敗作』だとは認めず、アルターと名乗った。
アルターたちの本能は、必ずひとつの事を訴えかけた。『自分が本物になる』こと
アルターは本物へと辿り着くため、
『別の自分』を破壊し、争い続ける…
ベースとなるのはタイトルにあるように、「不思議の国のアリス」。
童話をモチーフにしたゲームやコミックは数多いですが、アリスは使われすぎな印象もあります。
ですが、本作は世にお披露目されるまでに生まれ、捨てられた失敗作がテーマ。
それが作者の頭の中の話、書いてみたけれど没にした話である限り、無理がない設定でいいのではないでしょうか。
あったかもしれない、そんな話。
そういうわけで、舞台は概念の世界。
――『先生』。
あなたは記憶喪失で
『失敗作の世界』で目覚める。
ある一冊の本を持つことをきっかけに、
アリスから『先生』と呼ばれるようになる。その呼び名は本当に適切なのかと
疑いながら…#偽りのアリス#イツアリ#事前登録受付中 pic.twitter.com/WpCP2OmUhW— 偽りのアリス 公式アカウント (@itsuwari_alice) 2019年8月27日
主人公が夢とか、不慮の事故で意識不明とか、そんなかんじで迷い込むというのがセオリーですが、どうなんですかね。
ある程度プレイヤーと主人公のシンクロを意識した設定ですね。
アカウント名とか設定するはずですし、プレイヤー=主人公、つまりゲーム中では名で呼ばれることになりそうですね。
概念の世界だから、多少無茶な設定でも通用しそう。
純粋にキャラを愛でて、戦わせるゲームになりそうです。
ファンタジー設定や、ストーリー展開以外で期待するとしたら、キャラ同士の関係性とか、ムフフ要素ですかね。
世界観から見て救いはなさそう?
-劣等感を持つあなたへ告ぐ。
「あなたは何の失敗作?」
アリスは問いかける。
この閉じた世界には、物語の失敗作しかいない。
不出来で、作者に与えられた役割さえこなせない存在、アルターだ。
アリスが目覚めたのは、ほんの少し前。
この世界は現実の時系列の影響を受けない。
ここは創作の世界の一部、箱庭であるらしい。
だから、「不思議の国のアリス」の登場人物であるアリスが、2000年代初頭の物語たちと共に目覚めることは、特に不思議なことではないという。
それらはすべて、目覚めたアリスの頭の中の自然と”在る”情報だったのだ。
そして目覚めたアリスの頭の中には、もうひとつに真実が眠っていた。
-この世界で「自分のアルター」を殺したら、本物になれる
それは信じる、信じないの話ではなく、真実だ。
だからアリスも、「アリス」を殺した。
そう、しなくてはいけないから。
「あなたは何者?」
アリスは再び問いかける。
眼前のアルターは、何も答えようとしない。
だが、アリスは内心確信していた。
きっと自分はこの人物と手を組み、そして、「アリス殺し」を行うのだろう。
-××から目を逸らさないで。
ここでの手を組むであろう相手はパーティメンバーのキャラでしょうか。
主人公なのでしょうか。
ただ、公式サイトのこの部分が気になります。
プレイヤーをキャラたちは先生と呼ぶみたいですね。
不思議の国のアリスの作者ルイス・キャロルが学校の先生だったところから来ているのでしょうか。
現実の時系列の影響を受けない、とか2000年代初頭の物語たちと共に…というくだりから、明らかにコラボがありそうですね…。
KEYが有名ですし、まあ。KEY作品とのコラボは考えられますね。
ダーク系殺伐設定が明るくなったらどうなるのか妄想してみた
管理人、ダークな世界観は好きなんですけど、ストーリーが暗いのは苦手なんですよ。
殺伐としつつも、前へと向かっていくかんじになってほしい。
だから妄想しました。
ストーリーに「別の自分」とあるように、アリスはたくさんいます。
同名でもこんなかんじ。
――偽りのアリス、事前登録受付中(https://t.co/I5Wgjvv1v7)
あなたはプレイ開始後、
3人のアリスから1人を選びます。
少女たちは異なる理由で
『失敗作』となっていて、
誰を選ぶかで、
物語の流れも変わっていく。#偽りのアリス#イツアリ pic.twitter.com/KRWIAroTQx— 偽りのアリス 公式アカウント (@itsuwari_alice) 2019年8月26日
どのアリスを選ぶかで話の流れも変わるらしいですね。
あらすじどうりなら、この子たちが互いに潰しあう殺伐ストーリーですね。
我々はこの子たちが、本物じゃないことを知っているだけに、悲しいものがある。
(この子たちが言うに、ホンモノを倒してホンモノになるのが目的みたいですが)
その殺伐ストーリーに主人公が介入することで、争い続ける、別の自分を破壊するという世界を変えていく…。
明るくするならそんなかんじになりそうです。
主人公というのは、プレイヤーの分身なので、主人公もきっと、塵箱のアリス達が本物になれないことを知っていて(ホンモノは本屋で売ってるアレだから)変えようとするのではと思います。
でないと主人公らしくありませんから。
君は君という本者なんだよ、とかそんなことを言う!
キャラはおそらくガチャでの入手がメインとなりそうですが、最初に3体のポケモンよろしく、3人のアリスから一人選ぶみたいなので、同名キャラのパーティ編成制限とかあるかもしれません。
まあ、妄想ですが。
これも完成しなかった失敗作がテーマの本作だから、許されると思います(暴論)。
プレイヤー同士の対戦もあるでしょうから、潰しあい殺伐ダークストーリーになるでしょうね、ほぼ確実に。
なんだこれ。
ダーク系はブラフで、割とライトかもしれませんねぇ。
偽りのアリスのリリース日は?
ディレクターの武内グンです。
ゲームのリリースに関しましてのご連絡となります。イラストがアレ過ぎるとの事で、審査が通らず
本日まで調整を行ってまいりましたが、
審査を通過する事ができずやむを得ず、リリース日を延期することとなりました。誠に申し訳ございません!!(続きます。) pic.twitter.com/H5y24ExumK
— 偽りのアリス 公式アカウント (@itsuwari_alice) 2019年8月30日
8月予定だったようですが、イラストがアレすぎてリンゴの審査落ちたようですね。
9月ですかね。